人間誰でも空気中に含まれる酸素を吸って生きています。しかし、肺などに障害のある方は、空気中の酸素だけでは、充分に酸素を身体の中に取り込むことができず心臓に負担がかかり、少しの運動でも息苦しくなってしまい、また睡眠時においても、呼吸がしにくくなります、これが続くと毎日の生活に障害が生じます。これを「呼吸不全」といい、この状態が1ヶ月以上持続することを「慢性呼吸不全」といいます。このような疾患を持った方が酸素を吸入されますと不足分を補い、身体にかかっていた負担を軽くすることで健常者と何ら変わりのない生活を送ることがでるようになります。携帯酸素や濃縮器を用いることで在宅での酸素療法を可能にしました。それが在宅酸素療法 HOT(Home Oxygen Therapy)です。 |