在宅酸素療法の対象となる患者様、その対象疾患は高度慢性呼吸不全例、肺高血圧症、及びチアノーゼ型先天性心疾患です。
高度慢性呼吸不全例のうち、
1・動脈血酸素分圧が55torr以下の患者様。
2・同じく60torr以下で睡眠時または、運動時にいちじるしい低酸素血症をきたす患者様。
いずれも厚生労働省の適応基準に定められています。
慢性心不全患者のうち、医師の診断により、NYHAV度以上であると認められ、睡眠時のチェーンストーク呼吸がみられ、無呼吸低呼吸指数
(1時間当たりの無呼吸数及び低呼吸数をいう)が20以上であることが睡眠ポリグラフィー上確認されている症例です。
HOTの基礎疾患については下記グラフをご覧下さい。
<平成7年度研究報告書より>


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