従来在宅酸素療法に使用する酸素の供給源には、高圧酸素ボンベや酸素濃縮装置がありました。しかしその使用に当たっては、それぞれ一長一短があります。長所を生かし短所を補う物として気体酸素システムができました。


高圧酸素ボンベは、従来最も一般的に使用されている酸素供給源ですが、容器の内圧が高く、重量、体積もかさむので、持ち運びには不便がありました。また、酸素吸入の使用時間も短く例えば1,500リットルのボンベも毎分1リットルの流量で使用すると約25時間で空になり、大量貯蔵には適しませんが100%純粋な酸素が供給できます。


酸素濃縮装置は、屋内の電源があるところであれば連続的に使用が可能ですが、供給される酸素の濃度が約90%で、流量設定は毎分5.0リットルが限度です。装置の運転中はやや騒音と熱を発し、1ヶ月約3,000円から5,000円の電気代もかかります。もちろん屋外での使用はできません。


液体酸素システムは、少量でも多量の気体酸素に相当しますから、一度に大量に貯蔵でき、しかも長時間使用できます。携帯型液体酸素システムに小分けすれば外出も可能で従来の携帯酸素ボンベに比べ長時間、使用できます。供給される酸素は約100%純粋酸素ですし、また、酸素の供給に電気を使わないので、騒音や熱の発生がなく余分な電気代もかかりません。


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