私たちの日常生活上で睡眠が大変重要であることは、私たち自身がよく知っていることでしょう。しかし、睡眠時間を十分にとっているのに、翌朝にまだ眠気があったり、身体のだるさや頭痛などを感じることないでしょうか?あるいは、本人に自覚症状がなくても、睡眠中の”いびきや呼吸が止まる”などの家族からの訴えはないでしょうか?
21世紀の国民病とも言われる睡眠時無呼吸症候群では、日中の呼吸が正常でも、睡眠中の呼吸に何らかの異常があり、一晩中呼吸が何回も止まったり浅くなったりします。しかもその継続時間が一回に10秒から数分まで。その結果、血液中の酸素濃度が低下し、深い眠りに入ることができず頻繁に目が覚てしまいます。安眠できないと前日の疲れがとれず、集中力が低下し、仕事がはかどらなかったり、居眠り運転による事故も多発することになります。さらに高血圧や不整脈、高血糖症状が現れることが多く、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病等の重大な合併症につながることになるのです。
睡眠時無呼吸症候群の治療としては、重症度や原因などからCPAP療法や耳鼻科手術、歯科装具(マウスピース)などによる治療があげられます。

睡眠は大きく分けるとREM睡眠とnon-REM睡眠に分類できます。健康な人は、一晩に約90分周期で、REM睡眠とnon-REM睡眠を繰り返します。
REM睡眠 夢を見ている時などの睡眠。脳波的には浅睡眠に近く、大脳活動は覚醒に近い。急速な眼球運動(rapid eye movement:REM)の出現、筋緊張の低下(上気道閉塞を起こしやすい)、反射活動の低下、呼吸循環などの生理機能の動揺を特徴とした特殊な睡眠。
non-REM睡眠 最も浅いまどろみ状態のstage1からぐっすり熟睡したstage4に区分され、stage1・2を浅睡眠、stage3・4を深睡眠、あるいは徐波睡眠と呼ぶ。「レム以外の睡眠」という意味で、いわゆる安らかな眠りである。




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